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【2016/3.13】赤木香苗 呼吸で自分を癒すワークショップ

ヨガクラスの中で、繰り返される「呼吸」という言葉。
呼吸に意識をもどすことを何度となくクラスの中で繰り返します。
快適な呼吸で快適なアサナをとりたい、、、でもなかなかうまくいかない。
今回のワークショップは、この呼吸と仲良くなりたい!!と思う方にむけたワークショップ全2回での開催です。

講師は赤木香苗。世界30カ国以上を旅したり、様々な流派のヨガを経験してきた中から、現在はヨガセラピーなど、体の不調のでているところだけでなく、体全体を見て体の調子を整え、バランスを取るような寄り添った指導が人気の講師です。そんな彼女が大切に指導する、呼吸。
解剖学や、気の流れまで研究を重ねている彼女から学ぶ呼吸のワークショップ、今回はその第1回目です!!

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早速お集りいただいた参加者の方に、今日なぜこのワークショップに参加しようと思ったのか聞いてみたところ、、

“呼吸について体系的に学んだことがないので勉強したくて!”
“呼吸で自分を癒すという言葉に惹かれました。”
“自律神経について学んでいたら、呼吸が大切らしいということに辿り着いたんです。”

はあ〜、皆さん、なんとも研究熱心!!その姿勢に脱帽です。。
ヨガの練習を重ねていくと、呼吸の大事さと体に与える影響の大きさは実感することが多くなりますよね。でも、なぜそんなに影響があるのか。正直、知らないことは、まだまだたくさんありそうです。また、最近スタジオでも呼吸の秘密をじっくり学ぶ機会を探していた!!という方が増えてらっしゃるように感じます。

【“生”の呼吸の感覚をあじわってみる】

「早速ですが、自分の呼吸を感じる時間をしばらくとりますので、自分が今どんな呼吸をしているのか、観察をしてみてください。」
講師のガイドに従いながら自分の呼吸を注意深く見てみます。
やさしい声に導かれながら、ゆっくりと、吐いて、、、吸って、、、呼吸を繰り返します。

呼吸の音だけが響く静かな時間が流れます。

鼻で呼吸しているか、それとも口か。
浅いか、深いか。
短いか、ゆっくりか。
安定しているか、リズムが毎回違うか、
お腹はへこむのか、膨らむのか。
ただ吸う、吐くという単純なことですが、こんなにもチェックポイントが沢山。。

「さて皆さん、自分の呼吸、どうでした?」

ー“吐く息が長い気がします。”
ー“意識してるので、いつもより深くなります。”

深い、浅い、とはいいつつ、自分ではその呼吸が他の人より長いのか、短いのか、正直な所分かり辛い様子。
「では、次はペアになって相手の呼吸を見ていきましょう。」

2人1組になって、1人が仰向けに寝転がります。
もう1人がそばに座って、相手のお腹に触れて相手の呼吸を客観的に観察していきます。

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正直、人のお腹を触れるというのはあまり馴染みがないだけに、最初は皆さん若干緊張気味(笑)
最初は遠慮しながらも、ゆっくりと上下する柔らかいお腹にふれていると、呼吸のタイミング、お腹の膨らむところ、吐く息と吸う息の長さ、呼吸の深さ、相手が自分とは違う呼吸をしていることに少しつづ気がつきます。

感じた事を相手に伝えると、
ー“自分では吐く息が長いと思っていたら、意外と吸う息の方が長いと言われました!”
他人に客観的に見てもらうと、思わぬ自分の呼吸のクセがわかるケースも!!意識すると呼吸は変わってしまうから、自然な呼吸を相手に見てもらうと面白いかも。。人が自分とは全く異なる呼吸をしていることにも驚きです。

「では、次はお腹以外の場所でも呼吸を感じてみましょう!」

次は1列になって、自分の前の人の肋骨の辺りを触っていきます。

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「呼吸によって、肋骨がどう動くかを確かめてみてください。大きく吸ったとき、肋骨のあたりが大きく膨らんで、吐いたときに落ち着いていくのを触って感じられますか?」

ー“おもしろいーー!!! ”
と相手から手を離した瞬間にざわざわっと会話がうまれます。
あまりうごかないと思っていた骨の周辺も想像している以上に動きがはっきりと分かって、全体で呼吸をしていることがよく分かります。

自分の呼吸を意識することはあっても、他人の呼吸を観察して、体感する機会はなかなかなくて新鮮な体験。
なんだか、生きてるんだな〜(笑)としみじみ実感。まずはあたたかな呼吸の感覚を味わってから、お話は解剖学的なお話へ。

【呼吸の仕組みと呼吸の質】
配られたレジュメを参考にしながら、体の仕組みを解剖学的に確認していきます。

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肋骨、胸骨、横隔膜などの呼吸に関わる体の仕組みや、横隔膜の働きや、肋間筋の働き。自分でのびたり縮んだりできない肺が、どういう仕組みで膨らむのか。
シンプルながらも、普段は意識せずに一連の動きがしかも自動で行われているのだから、体ってよくできているなーと改めて感心。

そしてお話は、呼吸の中身のお話へ。

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呼吸をすると、その息全てが入れ替わっていると思っていたのですが、実はそうではなく、気管にとどまった空気は、肺の中のガス交換に関係なく体から出ていくのだとか。頂いた資料から、浅く早い呼吸と、深く遅い呼吸のデータと計算式を見ると一目瞭然!!呼吸の深さが、なぜ実際の換気量と関連しているのかがよくわかります!!
なぜヨガの時には深い呼吸を指導されるのか。
効率の側面からみても効果的なんだと深く納得。

ー“そっか、呼吸した分が全部体にとりこまれてるわけではないんですね!!”
ー“深い呼吸をする方が、、、なんだかお得ですね(笑)!!”

さらに深く呼吸をすることによる体に訪れる変化、呼吸中枢のしくみ、自律神経や免疫との関連についてにも話が及びました。

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現代社会では交感神経がアクティブになりがち。
副交感神経とのスイッチがうまくできなくなっている人が多いので、大事なのはその切り替えのスイッチをうまく切り替えることができるようにバランスをとっていくことなんですね。

【アーサナを深めよう!!】
せっかく呼吸を深く入れようと思っても、必要ない筋肉を緊張させて無理矢理がんばって呼吸をしてしまうことも。
歯を食いしばりながらアーサナをとっているときって、、ありますよね(笑)
特に緊張しがちな首回りの筋肉も呼吸に関わってきています。

筋肉を緩める簡単な方法をいくつか教えてもらって試してみると、筋肉が緩んで普段力が入っていたことに気がついて、気持ちもずいぶん楽に。

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とってもシンプルですが、力の入っている所を意識して緩めると気持ちよくキープできます。

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美しいポーズをしようと頑張るよりも、自分が気持ちよく呼吸ができる所をさがしてみると、胸を反らせすぎていたり、肩周りはもっとゆるめてよかったんだ、、ということに気付きます。
ひとりひとりポーズのアジャストをしていくたびに、皆さんのアーサナが変わっていきます。

ー“あ、ちょっと頑張りすぎてた。”
ー“もう少し手の位置は上でよかったんだ。”

呼吸が心地よくできるところは、本当に気持ちいい!!これからの練習でのアーサナも変わってきそうです。

さて、次回第2回目の開催は、3/27(日)13:00〜「瞑想へと誘う呼吸の力」。
呼吸が及ぼす体やマインドへの影響を、昔々のヨギーの古典の知恵からひも解いていきます!!

お申し込みご希望の方は以下よりぜひどうぞ。
http://truenature.jp/shop/workshop/ws21.html

講師紹介

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赤木香苗 / Kanae Akagi
学生時代に、ダンスを始めると同時に、30カ国以上を旅し、世界の美しさと共に、そこに存在する矛盾に衝撃を受ける。その後、ジャーナリストを目指し、NHKにディレクターとして就職。しかし、過労により倒れ、心身のバランスを崩したことをきっかけにヨガと出会う。
NY留学中に、ヨガ界の宝石、ダーマ・ミットラに師事し、全米ヨガアライアンス認定200時間トレーニングを修了。その後、帰国するも、ヨガの奥深さにいったん触れてからは、その情熱の赴くままに勉強に勤しむ。
アシュタンガヨガ、アイアンガーヨガ、アヌサラヨガなど海外から先生が訪れる度に指導を受け、アーサナの理解を深める。そのほか、インド政府公認ヨーガインストラクター資格取得、シニアヨガ指導資格、ピラティスBasic Mat指導資格の他、teateセラピー、レイキを習得。目下、野口整体も勉強中。

思春期の頃から気功、エネルギーワークを学んだことで培った繊細さを活かしながら、都内スタジオにて、的確なアライメントの知識に基づいたアクティブ、かつクリエイティブなヴィンヤサ・フローヨガを指導。

その後、いったん全てをゼロにして、インドへヨガ修行。そこで出会ったクリシュナマチャリアの教えに感銘を受け、3年半に及ぶヨガ・セラピーのトレーニングを修了。解剖学から、ヴェーダンタまでホリスティックな知識を得、ホリスティックに人と向き合うことができるようになることが目標。