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【2016.3/27】赤木香苗 呼吸で自分を癒すワークショップ

2週間前に開催した呼吸で自分を癒やすワークショップの第2回目。
前回受講されていた皆さまと、今回から参加の方も新たに加わっての開催です!
1回目のワークショップでは、主に解剖学的な視点から呼吸の仕組みと、深い呼吸をすることの利点や、意味について教わりました。
さて、2回目の今回はさらに具体的にいつどのような呼吸法を使うか、いよいよ具体的な方法と呼吸の作用に学んでいきます!!

ブロックやブランケットを使って坐りやすい姿勢を作ってから皆でチャンティング。
そしてしばらく呼吸を観察する時間。
クラスの雰囲気が徐々に落ち着いていきます。

「さて、今日は最初に皆さんの思う自分にとって呼吸とは何か。そして、今日学びたいと思うことについてそれぞれに聞いてみましょう。」

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呼吸とはなにか。。シンプルだけどとっても考えさせられる質問。

ー“呼吸を通じてもっと自分のことを知りたいなと思います。”
ー“呼吸で自分の今の状態を知ることができることを知っています。自分の感情を呼吸でもっとコントロールできないかと思っています。”
ー“3月はとっても忙しくて、呼吸を意識することもなく過ごしました。今、自分の呼吸がとても浅くなっていることに気がついて、、、。自分の状態のバロメーターになっていると思います。頭の中や感情の整理もコントロールできるのではないかと思ってます。”

「そうですね、2週間前は、呼吸の具体的なことを話していきましたので、今日は心と呼吸のつながりについて、そして自分の状態に合わせてどういう呼吸法を実践したらよいか、具体的な活用方法を伝えていけたらと思っています。」

【健康な状態とはなんだろう】
「そしてもうひとつ質問です。皆さんにとって、健康とは何でしょう。」

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ー“痛いところがないことかな。”
ー“メンタル的にも健康じゃないと健康とは言えないよね。”
ー“ほんとに余裕がなくなると、痛みにも気付かないから、感じていられる間はまだ健康といえるんじゃないかな。”

皆さんも体の調子が良いだけでは健康とは言えないと感じてらっしゃる様子。
忙し過ぎたり、心のバランスを崩してしまう方がまわりにいることも珍しくなくなってきていますよね。

赤木香苗は、普段ヨガセラピーなど、体の一部だけでなくホリスティックに体全体の健康を指導している講師。心と体のバランスがどのように体調に関係しているかも深く研究しています。

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「前回は、物質的な体の作りについて説明していきましたね。今日はヨガでいう健康と体について考えてみましょう!!実は体には目に見えない、物質よりもさらに微細な部分があるとヨガでは考えられているんです。」

なにやらレジュメには円形の5つの層状になった図が。
これはパンチャ・マーヤ・モデル(by.タイッティーリヤ・ウパニシャッド)といわれる、いわゆる体の物質的に目に見えるところから、さらに微細なものに掘り下げていったもの示しているそう。

5つの層のうち、一番外側の部分が〈アンナマヤ〉と呼ばれる、いわゆる物質的にも目に見える体、筋肉、骨、臓器、などのこと。

アンナマヤのひとつ内側、2番目の層が〈プラーナマヤ〉といわれるところ。これはヨガのクラスでもよく出てくる呼吸や、プラーナ、生命力といわれる部分だそう。
医学的にもある程度解明されていて、脈拍や脳、神経系の医学でも大切に考えられています。
この辺りの層については、ヨガのクラスでも言葉を聞いたことがあるので、なんとなく想像がつきます。

さらに、、さらに微細な部分にすすんでいくと、医学でも解明しきれていない領域へ。。
3つ目の領域は、意志、知性、思考、記憶などを司る領域、4つ目は自分のパーソナリティーを形作る領域だそう。
「自分の小さい頃、好きだったヒーローって違ったりしますよね。直感や、信念、価値観など、人によってちがう部分はここの層で違いがでてくると言われているんです。」

なるほど確かに、自分の好みや価値観など、同じものを見たり、聞いたりしても、自分と他人では見え方も感じ方も千差万別。これがきっかけで誤解を生んだり、けんかになったりすることも多々ありますよね、、(笑)。ただ、どの部分でどういう仕組みで判断されているかは現在の科学でははっきりと説明できないですね。古代の人々が解明していこうとしていたのだがら、まずそのことに驚きます。

5つ目の一番内側の領域は至福と呼ばれる部分。喜びや心地よさ、充足感、そして願いの領域。さらに中心には、本質があると考えられているそう。

「大切なのは、一番外側のこれらすべての層はお互いに影響を与え合って、密接に関わりあっているということなんです。」
なにか気になることがあれば、呼吸も浅くなって、胸も落ちて、肩まわりがいたくなるなど、体の実際の不調に繋がることもあったり、逆に体のどこかを痛めて、特定の筋肉が縮み、呼吸が浅くなり、気分が落ち込むなど、内面への影響を及ぼすことも。

だから頭の中でいっぱい悩みを抱えていると、健康、そして幸せとはいえないわけなのですね。

【なぜヨガをするの、呼吸を意識するの】
「さて先程呼吸を観察している時に、100%、最初から最後まで呼吸とつながれていたひといらっしゃいますか?? ちなみに私は、今日の晩ご飯のことを考えてました(笑)」

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表情から、皆さんも最初からずっと呼吸のことを考えられていた人は少ないご様子。

「今日の晩ご飯というと、未来のことですよね。今現在以外のことを考えると体は分離感からストレスを感じるんです。過去のこともまた一緒です。変えられない事を変えようとするストーリーなど思い浮かべたことありませんか??(笑)」

ヨガで体を動かして、痛みと向かいあっているあいだは、今の事だけ考えることができる。
呼吸も一緒で、呼吸のことを意識できている間は、今現在にいることができるから、それ自体が自分の本質と繋がりやすくなるツールになるということなのですね。

【お悩み別呼吸法あれこれ】
お話は、ヨガの段階からみる呼吸法の段階について、そしていよいよ、呼吸法の実践へとすすみます!!

「さて、実際に呼吸法にうつる前に、鼻の下に手をやってみてください。左右でどちらか息の強い方があるので確かめてみてください。」

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てっきり両鼻で同じだけ呼吸をしているものかと、、、??
半信半疑で左右の鼻の下に手を置いてみると、、、

ー“あ、片方の鼻だけ息が強い!!

実は鼻の穴の左右で、片方が交感神経を優位にさせる方、もう片方が副交感神経を優位にさせる性質をもっていて、どちらで呼吸をしているかで、自分の今の状態も分析できそうです。ちなみに2時間程度で入れ替わるので、どちらが良いというわけではなく、バランスよく入れ替わるのがベストだそう。

その後皆さんからどういう呼吸法を活用したいかを皆でシェアしたあと、
まずは要望の多かった(笑)神経系を落ち着かせ、思考を落ち着かせる呼吸法ををまずは紹介。

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簡単だけど、実際にやってみて心がとても落ち着くのがはっきりと分かる、、、!!
簡単なことだけども、朝目覚めた時のような心地よさを感じます。
改めて普段感覚をいかに外側に向けているかということに気がつきます。

他にも伝統的な呼吸方法をいくつか紹介、実際にやってみます。
呼吸の種類、よくヨガクラスでも取入れられている、ウジャイ呼吸や、カパラバティの他にも数十週類もの呼吸法があることにびっくり。
それぞれ組み合わせの仕方によって、効果や効能が変わってくるのが驚きです。
それぞれ伝統的な呼吸法の種類なので、その古代の人の知識って、、、ほんと凄い。

会社でのストレスや家事や育児で慌ただしい時、ヨガをするスペースも時間もないときは、これをやるといい!!という呼吸法をいくつかしっていると、少し落ち着ける時間が持てるかもしれません。

そして最後は、落ち着いた心の中で皆でメディテーションを。

呼吸は、今ここにいる為のもの。
講師の赤木に呼吸てなんですかと聞いてみたところ
「今ここにいるための仲のいい友人」
との答え。

それぐらい気軽に、普段も呼吸に戻れるとよいですね。

講師紹介

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赤木香苗 / Kanae Akagi
学生時代に、ダンスを始めると同時に、30カ国以上を旅し、世界の美しさと共に、そこに存在する矛盾に衝撃を受ける。その後、ジャーナリストを目指し、NHKにディレクターとして就職。しかし、過労により倒れ、心身のバランスを崩したことをきっかけにヨガと出会う。
NY留学中に、ヨガ界の宝石、ダーマ・ミットラに師事し、全米ヨガアライアンス認定200時間トレーニングを修了。その後、帰国するも、ヨガの奥深さにいったん触れてからは、その情熱の赴くままに勉強に勤しむ。
アシュタンガヨガ、アイアンガーヨガ、アヌサラヨガなど海外から先生が訪れる度に指導を受け、アーサナの理解を深める。そのほか、インド政府公認ヨーガインストラクター資格取得、シニアヨガ指導資格、ピラティスBasic Mat指導資格の他、teateセラピー、レイキを習得。目下、野口整体も勉強中。

思春期の頃から気功、エネルギーワークを学んだことで培った繊細さを活かしながら、都内スタジオにて、的確なアライメントの知識に基づいたアクティブ、かつクリエイティブなヴィンヤサ・フローヨガを指導。

その後、いったん全てをゼロにして、インドへヨガ修行。そこで出会ったクリシュナマチャリアの教えに感銘を受け、3年半に及ぶヨガ・セラピーのトレーニングを修了。解剖学から、ヴェーダンタまでホリスティックな知識を得、ホリスティックに人と向き合うことができるようになることが目標。