最近よくこのブログでも書きますが、今年に入ってから『瞑想』が徐々に流行り始めて来ました。…

最近よくこのブログでも書きますが、今年に入ってから『瞑想』が徐々に流行り始めて来ました。仕事柄、取材や講演のご依頼をいただくことも少なくありませんが、「マインドフルネス」に関してのご依頼よりも、「瞑想」や「メディテーション」についてのご依頼の方が最近は多くなりました。マインドフルネスのブームも一山超えて、多くの方の興味は瞑想・メディテーションにシフトし始めているように感じる今日この頃です。

 

 では、瞑想(メディテーション)とはなんでしょうか?

以前から、同じようなテーマで書いてはいますが、最近ご興味を持ちはじめて瞑想に触れてみようとする方にには知っておいていただきたい大切なことですので、あえてここでもう一度瞑想とは何かについて書こうと思います。

 さて、瞑想と聞くと、皆さんどんなイメージを持ちますか?

 瞑想とは『何も考えない、または考えないようにすること』である。

 

 瞑想とは『何かに集中すること』である。

 瞑想とは『何かのヴィジョンを見たり、身体的変化などの特別な体験をすること』である。

 

 などなど。

 いろいろなイメージが思い浮かぶと思います。

 「瞑想」には、非常にさまざまな種類があります。「神」がいる・いないという視点で捉える場合や、「私」がある・ないの視点で捉える場合もありますし、体の動作があるものもあれば、座って動かないものもあります。「瞑想」を定義付けようとすると実に多くの捉え方、考え方があり、具体的な瞑想法も数え切れないほどあります。

 しかし、どの瞑想にも共通していることは、“何の為にやるか?”という理由があり、その理由は長い年月をかけて培われ、磨かれた哲学的または心理学的な理論に基づいています。さらにそれに基づいて“どのようにやるのか?”が厳格に規定されているものでもあります。

 そのため、どの瞑想が正しくて、どの瞑想が間違っている視点で瞑想を見るべきではありません。瞑想は、何のために?瞑想をするのかを明確にしてから取り組むべきものです。

 こうした理由から、なかなか「これがThe 瞑想だ!」と限定的な定義が難しいのが瞑想の世界でもあります。それぞれ目的も、実践方法も異なるからです。

 スポーツに例えれば、スポーツといった大きな括りが『瞑想』だと思えば分かりやすかもしれません。スキーも野球も、サッカーも『スポーツ』ですね。瞑想にも仏教もあればヒンドゥ教をベースとしたもの、さらにそれ以外に非常に多くの理論体系があります。どれも瞑想ですが、技法も理論も異なります。サッカーとボーリングが理論も技法も異なるようにです。

 だからこそ、瞑想を始める場合は、それぞれの瞑想の目的と、なぜその技法が必要とされているのかをしっかりと調べてみてください。その上で、自分が必要とするものであれば、しっかり練習をしてみてください。これは瞑想をはじめるあたってとても大切なことです。 

 

 

 以下は参考までにですが、我々の瞑想の捉え方を書いておきます。

 我々True Nature Meditationでは、

 瞑想とは、『自分と友達になること』です。

 別の言い方をすれば、『自分と親しむ』、または『自分に馴染む作業』とも言えます。

 これが我々の考える瞑想です。

 ちょっと抽象的でわかりづらいかもしれませんが、要するに瞑想とは、今自分が体験・経験していることや自分の環境で起こっていることを、ありのままに観る力を養うトレーニングであるという考え方です。

 自分に対しても他人に対しても批判や決めつけを行わず、先入観や概念的な囚われなしに、物事をありのままに感じ取れる心を養うことが我々の瞑想を練習する目的です。しかし残念ながら、実際の我々の日常の中でそうした事は非常に困難です。むしろ物事を過去の体験や経験に基づいてしっかりと決めつけを行い、心の視野を狭めがちです。だからこそ瞑想の実践が必要で、こうした日常で起こるさまざまな“誤認“を修正する力を培っていきます。

 また、そうしたある種の自分の心的な囚われと向き合う為には、まず自分が安心していられることが大切になります。自分で自分を批判や評価をする我々の癖を取ることで、自分の在る様を素直に捉えることができてはじめて、しっかり自身の心と向き合うことができます。そのためにも瞑想が必要不可欠です。自分を大切な家族や友人のように扱う力、すなわち『自分と友達になる』ことから始めるのが瞑想の極めて重要なポイントの一つであるとも考えています。

 「瞑想は慣れし親しんだ『我が家』に帰るような安堵感を知ることである。」ということもできるくらい、自身の在り方を素直に受け止め、その安堵感も培うことができるのが瞑想の一側面でもあります。

 

 もし、皆さんの中で、日常に対しての安心感と、物事に対しての偏狭的な決めつけを行う癖を取りたいと考えている方がいらっしゃれば、我々の瞑想は馴染みやすいかと思います。

 繰り返しますが、瞑想には様々な定義、その理由があります。我々のご紹介している瞑想はその一つにすぎません。まずはご自身でしっかり時間をかけて、ご自身にあった瞑想をぜひ探してみてください。自分にフィットする考え方、やり方が見つかったらあとは坐るだけです!

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河津祐貴
True Nature Meditation
Founder / Program Director