原因と結果の法則
Apr 12, 2022カルマ、またはカルマの法則といった言葉を聞いたことがありますか?
なにやらスピリチャルでファンタジーなもののように思っている方も多いかもしれませんが、実はこれ非常シンプルな捉え方ができます。
単純にカルマとは『原因と結果』と考えてみれば分かりやすいものなのです。
何かを行えば、その結果として何かが起こる。例えば、
甘いものを食べすぎれば、太る。
飲みすぎれば、二日酔いになる。
寝不足するから、昼間眠くなる。
なにやら不節制なことばかり並んでしまいましたが、極めてシンプルな話です。
なにか見えない力に支配されている法則などと考える必要は全くありません。
至極単純に捉えていいのです。
今ある我々は、過去の自身の行いの結果(または積み重ねといってもいいかもしれませんが)の上に成り立ってるということです。そして未来の私たち、明日、5年後、10年後の私たちは、「今」の私たち自身の行いによって出来上がっています。
ということは、今この瞬間瞬間の行動の選択が、混乱した心の状態で行うのか、落ち着いて自分の今の状態をしっかりと掴んだ上での行動なのかによって、未来の私たちの状況が大きく違ってきますよね?
ではどうしたら今現在において適切な判断・適正な行動をするにはどうしたらいいでしょうか?
ここでやっと、メディテーションが登場です!
マインドフルネス・メディテーションによって、呼吸に意識を置いて「今」を捉えることができれば、自分自身が今、何をを考えているのか?どんな感情を抱えているのか?を知ることができます。
そして、コンテンプレィティブ(塾考する)・メディテーションで自分のものの捉え方、行動の取り方が適切なのか?についてしっかりと考え、適切な行動とっていくことができます。
さらにマイトリやトンレンといったコンパッション・メディテーションを通じて育む優しさや思いやりの力によって、自分の判断や行動が優しさを伴ったものに変化して行きます。自分や他者、さまざまな出来事に対して、攻撃的な反応をするのか、やさしく接するのかによってもその後現れる世界の様相はまったく様変わりしますね?
このようにカルマ、原因と結果の法則とメディテーションは実は切っても切れない関係があります。我々True Nature Meditationで行なっている代表的なプラクティスであるマインドフルネス、コンテンプレィティブ、コンパッションのプラクティスを続けていくことで、毎日毎日将来へのタネの扱い方、植え方、育て方が少しずつ変化していきます。
今が未来につながっているなら、我々は未来を変える力があるとも言えます。
そして自分の未来を創るのは自分でしかありません。残念あがらほかの誰も作ってくれません。そういった意味では人生は孤独な道です。メディテーションはそんな孤独な道を進むよい友人になります。
毎日メディテーションをして、毎日新鮮でクリアで優しい未来のタネを埋めてみませんか?