読むロジョン / スローガン25
Jun 04, 2022Slogan 25
Don't talk about injured limbs.
傷を負った手足の話はしない。
私たちは時として、プライドや不安からとても傲慢で攻撃的になることがあります。そしてそうした攻撃的な心があると、自分を守ったり、人よりも良く見せるために、他の人の欠点を話したくなることがあります。このスローガンは、それをしないようにすること。
『傷を負った手足』とは、身体的な欠点や心理的な欠点を指します。日々の生活の中で何らかの問題を抱えている人に出会っても、それをいちいち指摘して、誇張する必要はありません。むしろ人の欠点を喜ぶのではなく、それをただ受け入れることもできるはずです。
瞑想を通して、あるがままの自分を認める力が養われれば、自分も周りの人も何の問題もなく、誰もが何も欠けていないことがわかります。そうなれば、他者の欠点を探すことも必要はありません。